ベトナム開発チームと支えあってきた!
私の所属するCX事業本部はクラスメソッドベトナム、パートナーのSupreme Techと共にモダンオフショア体制で開発を行っています。 オフィスはベトナム🇻🇳のダナンにあります。前回は8月末に1週間出張してきました。(その時のブログはこちら)
今回、担当プロジェクトでベンダー間を跨いだ試験があり、プロジェクトを円滑に進める事を目的に2週間出張してきました。
※現担当のプロジェクトはベンダーと協業、連携して開発しています(クラスメソッドの扱うプロジェクト全てにベンダーがいる訳では無いです)
なぜ出張するか?
普段(仙台住み)在宅ワーク、モダンオフショア体制でSprintを回す形で開発しており、 開発メンバーと日次ミーティングの同期コミュニケーションとSlackの非同期コミュニケーションで情報共有し、仕事で困ると思う事はありません。
普段の慣れた環境、時間ペース、プライベートがある中、コストをかけて(費用はもちろん会社が出してくれますが)自分が出張が必要と判断した理由は以下になります。
- ベンダーを跨いだソフト結合確認で数分単位で起きる問題発生の状況確認、進捗共有(Information In/Out)が行い易い(管制司令室にいる感じで刻々と変わる状況に対応できる)
- 同じ画面を見たり、身振り、顔の表情など共通ランゲージを加え、間違いの無い情報交換を行い、効率よく仕事がしたい
- (自分がせっかちなため)Slackで何時間も回答が無く、現場が見えない状況でイライラして仕事をしたくない。1ヶ月近く会ってないメンバーの顔が見たい。
最後は個人的理由と思いますが、プロジェクトの山場と言えるこの2週間、物理的にチームの中で仕事することで良い形で仕事をすることができました。 手前味噌ですが、プロジェクトを円滑に進めるという目的も達成できたと思っています。
2週間以下のような会話をたくさんしてきました。
- この問題修正は早めに対応をお願いしたいです。逆にこちらは優先度が低いので後回しで良いです。
- この問い合わせの回答はどれくらいでできそうですか?分からないところ、回答に困っているところはありますか?
- えんまささん!この問題はどういう仕様で直しますか?ドキュメントと、身振り手振りを使いながら仕様を伝える
出張中工夫したこと
ベトナムは日本と時差が2時間あり、日本の朝9時はベトナムの7時になります。ベトナムにいる期間は、日本に併せて2時間生活リズムを早めるようにしました。また昼休みなどはベトナム側で取るので、その時間(日本の14時から15時)はミーティングがなるべく重ならないようにしました。
出張後
「スクラムマスター向上委員会」で出張期間中の働き方を伝えたところ、皆さんからメラビンの法則 や ザイオンス効果 を使ってきたかもね、と教えて頂きました。(その後、向上委員皆さんと、オフラインの良きところ、オンラインの良きところをディスカッションしました)
他にもこの機会を活かす
紙飛行機ワークショップ
チームメンバーに紙飛行機ワークショップを体験して貰いました。 Sprintを回して開発しているチームでも改めてアジャイル開発の良さを再確認できる、毎回実施する度に新しい学びがある私の大好きなワークショップです。
プロジェクトで忙しい中でも、メンバーと活発にコミュニケーションを取ること、ふりかえりを行なってもらうことの大切さを感じて貰いたく、このワークショップを実施しました。
全チームの実績(写真右)として見積もり精度、生産性、品質が良くなっていることが分かります。
ワークショップ終わりに、学んだことをふりかえって貰ったところ 「役割を明確に設定することで生産性が高まった」「経験すること、改善を実行することの重要性を感じた」と言うフィードバック貰いました。 また「楽しい体験を通しながら、一つ一つアクションに意味がある良いワークショップですね」という声も貰え、実施して良かったと思いました。
それから私もとても反省すべきことがありました。最後のスプリント前、改善方法をシェアしてもらう際、チーム4から「机(インフラ)が無く、紙飛行機の作成が難しい」と指摘されました。「ごめんなさい」と言って、他チームと同じように机を利用できるようにしました。
私もこのワークショップを実施し、インフラ、環境を整えることはすごく重要な事と再認識しました。
対面のふりかえり
ちょっと重めテーマでふりかえりを行いました。チームを強くする、仕事の進め方を良くするため場の雰囲気を大事に、直接意見を聞く、伝えるのも大事だと感じました。
チームビルディング!(メンバーの名前と顔を覚える、覚えてもらう)
雨季中でメンバーが出社を控える日もありましたが、雨があまり降ってない日にチームビルディングをして貰いました🍺 私はこのプロジェクト、チームに入って3ヶ月が経っていますが、ベトナムチームメンバーと直接長い時間会話をする機会は少なく、名前と顔が一致していないメンバーもいます。
食事会を通して、より近い関係性を築き、メンバーのモチベーションを向上したりスムーズにコミュニケーションを取れるようになりたいと考えています。 (ワークショップを実施するのも同様の理由を含みます)
ダナン出張参考(その他)情報
ネットワーク(SIM)
今回2週間出張、前回の反省を活かしAmazonでベトナムで利用可能なSIMを購入しました。 観光地に行った時に少し電波が弱いところがありましたが、移動中ほぼ困ることは無く快適に過ごすことができました。
ホテル
EX Da Nang Luxury(Arita Rivera Hotel)というホテルに泊まりました。自分の予約時は、一泊2000円くらいでした。 朝食は3、4日くらいでサイクルする感じですが、フレッシュジュースが美味しく自分は飽きずに過ごせました。レストランが11階で景色が良かったです。
観光 etc.
週末雨が降らないタイミングで、ダナン周辺の観光地に行ってきました。
ホイアン
ダナンから40分くらいかかります(南の方)。日本人が建築した来遠橋(日本橋)が有名ですが現在は修復中でした。 雨季のため、川の水がギリギリ岸にかかっている感じです。(若干漏れているところもありました)
五行山
ダナンから20分くらい南にあります。朝方は空いていましたが、山を降りた昼くらいにはかなりの観光客の人が来てました。 太陽の光が洞窟内に神秘的に入ってきて、パワースポットな感じでした。
リンウン寺
ダナンから20分くらい北にあります。高台にあるため綺麗な海を一望できます。
カフェ、お風呂
ノマドワークにもオススメな素敵な雰囲気のTropical Cafeで美味しいハンバーグ定食を食べ(オーナーが日本人の方なので日本の味です)
ホテルの東屋さんで、日帰りで利用できる超景色の良いお風呂に入り出張の疲れを癒してきました。(藤村新さんに教えて頂いたダナンの癒されコースです)
オフィスイベント
10月20日はベトナム女性の日でオフィスで女性に感謝するイベントが開かれました。イベントで出されたチキンやココナッツアイスが美味しかったです。 日本に無い催しに参加することができ、良い経験になりました。
採用
10月からクラスメソッドベトナムに入社した伊藤さんにお会いしました♪ 自分とは違うプロジェクトの為お話しする機会がなかったのですが、今回の出張中一緒にお昼を食べたりして 新しい仕事、ダナンでの生活にチャレンジしている話を聞かせて貰いました。
今度とも一緒にクラスメソッド、ベトナム、世の中を盛り上げていきたいと思ってます! クラスメソッド、クラスメソッドベトナムでは引き続き一緒に働いてくれる仲間を募集してます。ご興味があればぜひご応募ください。